クリエイター職希望の車中泊 その4

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本日は朝から雨。車中ライフでの雨の日の行動の選択肢の狭い。外に行動しにくいというのもあるのだが、それより致命的なのがバッテリーのソーラー発電が出来ない事である。遊べる電力の無い車なんてデカイ動く箱に過ぎない。それを考えると梅雨には電力供給の制限で携帯、パソコン、タブレットが封じられる。部屋としての役割はほぼ果たせそうにない。電力消費を控えたいところだが、外で行動しづらいのもあり結局、落ち着く車中いる事が多くなる。解決案を思慮しなきゃいけない。

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なんとなく子供の頃によく遊んだ公園に行くと、向かいの池の見た目がスッキリとしていた。どうやらクワガタ捕りに良く登った木(クヌギの木?)はバッサリと伐採されていた模様。湖を挟んだスリリングなクワガタ採集ももう出来ないのかぁ。これはあんまり気づきたくなかった。

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クリエイター職希望の車中泊 その3

車中泊ライフ4日目、快眠の9時間睡眠!圧倒的回復・・・!!とはいかず、フラットになった車床とはいえ寝起きには若干の疲労感はあり。睡眠中も時々、違和感で目を覚ましています。やはりマンションの時の寝床の方が体に根付いているのでしょう。布団の片づけをして朝ごはんをの事を考えていたら予期せぬ出会いが突然にやってきました・・・!

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『ネコ・・だと・・・!?』

 

生活感を鑑みれば1日、2日のそれじゃない、僕よりもハードユーザーだ!僕も車中泊の装備には色々考えを巡らせ、なにが最適でコンパクトで絶対必要という視点でいました。ペット・・・選択肢にすら思い至らなかった回答に度肝を抜かれた自分がそこにはいました。少し観察しているとちょこまか動いていましたが、ネコはご主人様(女性)の肩で寝っ転がり甘えたりしていました。4日目では分からない事ですが、車中泊ライフってのは、もの悲しさ、寂しさにも向き合わなければなりません。そこで『車でネコを飼う』ってのは選択肢の一つのようにも見えました。

 

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引きこもってたら、出会えなかった朝焼け。月並みに綺麗と思いました。

 

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朝ごはんはカップヌードル欧風チーズカレー。堂々とした味。

 

 

クリエイター職希望の車中泊 その2

旅や観光の目的ではなく、実家も近くにあるのでホームレスというわけでもない。

なのに何故わざわざ車中泊を行うのかというと車を『移動できる部屋』にしてみたいから・・・。車中泊3日目、早くも寒さが堪えはじめ、春一番の強風が体に響きます。白球のライトの場所での車中泊はオレンジ色のライトと比べるとなんだか無機質、無感情でまた再び来ようとは思えない不思議な感覚。

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※静寂はそれはそれで怖い

 

カップヌードルは朝のお供。購入のためコンビニ行くと不思議と他人の車の中を覗いて自分の車との比較をしてしまう。そして思ったのが意外と車で寝泊まりしている人が多いような気がします。もちろん長期間住んでいるとかではないでしょうが、そういう時代なのかな・・・?とか思いつつカップ麺に湯を注ぐついでに、小振り湯たんぽにも給湯。湯たんぽで温まっていると電気ポットの90度と98度のお湯のぬくもりの違いが分かるようになってきました。カップヌードルカレー味を食べながら思ったのがこの3日間とも朝食が朝5時頃。生活リズム健全化は車中泊の恩恵と言えるかもしれません。日差しを感じる効果。引きこもり時代の部屋のカーテンは罪深かったのだ(暴論)。寒さは暖かい環境でないと早起きさせるってのもあるのかな。寒すぎると、とにかく動き回ろうとする本能がはたらきます。寒さ対策も毛布の量が多めくらいで完全に舐めプであった事に気づきました。

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※1席分、床をフラットにして毛布を4~5枚駆使して寝ています。

 

クリエイター職希望の車中泊 その1

約5年間ほど居座ったマンションを2月28に退去。会社都合での退職というわけでなく、淡々とした作業的な職を辞したのは今年の1月末になります。人間関係に問題がなかった!というとウソになりますが30代前半、新しい事をするタイミングにはちょうど良いなと思い、車中泊ライフをスタートさせました。元々、僕はネット中毒で仕事以外はネットの世界に入りびたり、動画視聴のみに勤しむ20代だった事を反省し、バランスをとるため外の世界にもウエイトを置きました(暴論)・・・!実際は車の中にネット環境さえ充実させれば、マンションの中のネット生活と大差ないのでは・・・?という謎めいた考えあり、それを否定する回答を自分は持っていませんでした。資金的にも借家暮らしより安価で総合的に以前より無駄のないコンパクトな生活が実現できるかも・・・!引きごもりがちだったのも解消できるかも・・・!とかずっと思っていたのです。(各自、契約に関しての住所の登録は実家となりますのでスーパー甘えなところ有)

 

前置きはこれくらいにしておき、2月28日にマンションを引き払い28日の18時くらいから車中泊をスタート。車内装備をどう使おうとか考えてブラブラ徘徊しいると大雨が炸裂。『寝床を準備する前にマジかよ~初日からこれ!?』とか思いつつ。雨をしのげる良い場所を中々発見できない。ガソリンを浪費しても仕方ないので運転席で寝ようと決心。車内をフラットにできぬまま座席特有の角度での睡眠となしました。

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※特有の角度故に枕を本来の利用が出来ずに、お腹に当ててました。

 

真っ暗闇の中の雨音はなんだか妙に恐ろしく直観的に怖かったので、蛾が光に群がるような感じでライトのある場所を寝床しました。照明のオレンジがかった光はノスタルジックな雰囲気があり、車中泊をスタートさせたワクワクや不安と相まって妙なファンタジーの世界に迷い込んだが如しの高揚感がそこにはありました。

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『はっ!?』

いつの間にか雨は止み、気付いた時には朝焼けが・・・!いつ眠ったのかも定かではなく長かったかのような短かったかのような睡眠時間。疲労感が残ったら嫌だなぁと思い、もう眠りつく事にしよう・・・!とか思いつつ近くのコンビニでカップヌードル(シーフード)を購入。空腹感を埋め、大海原を秘めたるスープを飲み干し、寒さを紛らわせてくれたシーフードヌードル。さてもうひと眠りつきますか・・・!すんなりと眠る事が出来、ネット中毒の光源に満ちた部屋での不眠っぷりとは大違い。

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『ファーン!ファーン!!ファーン!!!』

突然の爆音で目が覚め、なんだ!?と思うと僕の車の防犯機能が起動しているようだった。どうやら眠っている内に鍵がポケットの深部にいってしまい。車が鍵認識していない状態でハンドルにさわってしまうと発動してしまうらしい。

 

爆音を辺りにまき散らせ僕の車中泊ライフは朝を迎えるのだった・・・。