クリエイター職希望の車中泊 その1

約5年間ほど居座ったマンションを2月28に退去。会社都合での退職というわけでなく、淡々とした作業的な職を辞したのは今年の1月末になります。人間関係に問題がなかった!というとウソになりますが30代前半、新しい事をするタイミングにはちょうど良いなと思い、車中泊ライフをスタートさせました。元々、僕はネット中毒で仕事以外はネットの世界に入りびたり、動画視聴のみに勤しむ20代だった事を反省し、バランスをとるため外の世界にもウエイトを置きました(暴論)・・・!実際は車の中にネット環境さえ充実させれば、マンションの中のネット生活と大差ないのでは・・・?という謎めいた考えあり、それを否定する回答を自分は持っていませんでした。資金的にも借家暮らしより安価で総合的に以前より無駄のないコンパクトな生活が実現できるかも・・・!引きごもりがちだったのも解消できるかも・・・!とかずっと思っていたのです。(各自、契約に関しての住所の登録は実家となりますのでスーパー甘えなところ有)

 

前置きはこれくらいにしておき、2月28日にマンションを引き払い28日の18時くらいから車中泊をスタート。車内装備をどう使おうとか考えてブラブラ徘徊しいると大雨が炸裂。『寝床を準備する前にマジかよ~初日からこれ!?』とか思いつつ。雨をしのげる良い場所を中々発見できない。ガソリンを浪費しても仕方ないので運転席で寝ようと決心。車内をフラットにできぬまま座席特有の角度での睡眠となしました。

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※特有の角度故に枕を本来の利用が出来ずに、お腹に当ててました。

 

真っ暗闇の中の雨音はなんだか妙に恐ろしく直観的に怖かったので、蛾が光に群がるような感じでライトのある場所を寝床しました。照明のオレンジがかった光はノスタルジックな雰囲気があり、車中泊をスタートさせたワクワクや不安と相まって妙なファンタジーの世界に迷い込んだが如しの高揚感がそこにはありました。

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『はっ!?』

いつの間にか雨は止み、気付いた時には朝焼けが・・・!いつ眠ったのかも定かではなく長かったかのような短かったかのような睡眠時間。疲労感が残ったら嫌だなぁと思い、もう眠りつく事にしよう・・・!とか思いつつ近くのコンビニでカップヌードル(シーフード)を購入。空腹感を埋め、大海原を秘めたるスープを飲み干し、寒さを紛らわせてくれたシーフードヌードル。さてもうひと眠りつきますか・・・!すんなりと眠る事が出来、ネット中毒の光源に満ちた部屋での不眠っぷりとは大違い。

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『ファーン!ファーン!!ファーン!!!』

突然の爆音で目が覚め、なんだ!?と思うと僕の車の防犯機能が起動しているようだった。どうやら眠っている内に鍵がポケットの深部にいってしまい。車が鍵認識していない状態でハンドルにさわってしまうと発動してしまうらしい。

 

爆音を辺りにまき散らせ僕の車中泊ライフは朝を迎えるのだった・・・。